田中成道の日記

田中成道の日々の日記です。

長い夜(後編)


クラブワンダーは異様な雰囲気でした。
あ、そうそう昨日の日記の続きです。





入ってすぐのカウンターには五人の外国人が座っていて写真を撮り合ってキャッキャと騒いでいます。
ソファー席には焼きそば焼きすぎて疲れ果てた中氏と賢ちゃんがボー然と座っていました。




東さんは昨日題名のない文化祭を見た後、セカンドラインにジェイソンフォークナーを見に行きました。
そう、今カウンターに座っているのはジェイソンフォークナーとバックバンドとマネージャー。




……




クラブワンダーがすごい事になっていますね。

もうわけがわからん。




こないだもライブ後来たらジュリアンというオーストラリアのスパイラルステイスの
ギターの方が飲んでいたり(ちなみに12月5日にJANE vs WORLDのケイトがワンダーでライブする際ギターを弾くジュリアンとは別人(そして僕もキーボード弾きます))、ディビッド・マイヤーが来たり
僕が体感しているだけでこんだけミラクルワンダーな事が起こっています(知らない所ではもっともっとワンダーな事が起こっているみたいです)。



とにかく現実離れしていて居場所がない。
東さんのお使いでビールを買いに出ようとエレベーターに乗る。


エレベーターの中は外国人の男性が二人、日本人の飲み屋の女性が五人ほど…ぎゅうぎゅうだ。
一人の外人が小さな声で何かを言っていて、もう一人がそれをやめさせようとしていた。
男は僕に何かを言ってるみたいで、次の瞬間
「ニホンジン、オクビョウモノバッカリ」
と言って女性たちに得意げな顔を見せて笑った。
なんか知らんが腹がたって「臆病ちゃうよ」と詰め寄ると
「sorry,ごめんなさい」
といって出て行きました。
なんだか知らないがムシャクシャしながらお使いへ。
ああ。酔っ払いは嫌いだ。
しかし同じ外国人でもクラブワンダーに訪れるアーティストたちはまったく違う。
まず振る舞いから違う。
謙虚で紳士で優しい。

そしてやはり日本人に対しての姿勢の違いかな。



まあいいや忘れよう。
ワンダーで竹の子の里でも食べて気を紛らわそう…






しばらくするとなんと


…JFの弾き語りが始まりました。





ブログに書いていいのでしょうか






写真載せていいのかな。



東さんと一緒に撮った写真ならいいか。

弾き語り素敵すぎてもやもやしたの吹き飛びました…
というか
なんてバーだ…

ここはワンダーすぎる…





心斎橋食堂で朝食を食べ帰って寝る。

日曜はアーサーとの約束があったのにほとんど寝て過ごしてしまった。
まだいくらでも寝れる。現実と夢の境界線がわからない…
夢見心地なのは幸せなのだろう。

そしてまたおやすみなさい。

FIN